最近、また改めて絵を描くモチベーションが湧いてきた。
そこで色々とプロの仕業を参考にしたりしているのだが、
どうにも壁にぶつかっている。
何かコツがあるのではないか
何度も何度も同じ壁にぶち当たり、
持ち前の”飽き性”が悪さをしているのもあるだろうとは感じながらも、
それとは別に、
「 これぞ」といったようなコツがあるのではないかと夢想し、検索に次ぐ検索をしている。
プロの下書きにみる赤と青の線
多くはアニメーターの方のイラストに多くみられたそれは、
昔から気にはなっていたが、ついぞ調べたりはしなかった。
検索してみると、プロの方なのか推察なのか何種類か回答があり、
それを僕なりに噛み砕いたところ4つの情報を得た。
(1)塗るべきカラーの指定である。
(2)メインの枠線(トレス線/*1)以外の線である、という指示。
(3)赤は光の当たる線、青は影になる線、とされることが多い。
(4)俗に「色トレス」と呼ばれているが、セル画アニメ時代と今では、意味合いが違うところ(誤用)があるらしい。
*1…トレス(trace)=写しを促す線。下書き線。
僕の技術の向上に関わりそうなのは(3)
線画で、特に人物の絵ばかりを描いてきたのが僕なのだけど、
今ぶち当たっている壁というのがまさに「色塗り」である。とにかく下手。
一枚絵を描く際に、光源から影響を受けた色味、というのが想像できない。
質感を描き分けられない。
主にデジタルで(iPhone)で描いているから、というのもあるが、
絵の具と違い、指定した通りの色にしかならない分、周りと馴染まなくて
風景画を描いてみても、サイコな色調になる。隣り合うモノモノが干渉しあってない歪なイラストになる。
著しくセンスがないし、当てずっぽうも当てはまらない。
悔しい。
ただ悔しい。
そのほか、SNSで絵の指南をされている方の文章から学ぶに、
「設定作り」の点に於いても稚拙である。
何となく描き始めてしまう(これがよくない)。
あと圧倒的に知識量(文化、生物学など)が足らず、知恵が湧かない。
恐らくは、構想をしっかりと固めて、下書きから丁寧に、という段取りを
せっかちな性格が飛ばしてしまうことに問題がある。
絵を描くのは楽しい
30代半ば、というところではあるが
ネットサーフィンをしていると、そんなこと関係なしに漫画家デビューを志す方や
知名度はないものの、ステキな絵を描く方々が沢山いる。
歌をやる前は、元々絵を描くことこそが一番だった僕としては、
まだまだ自由に表現できるようになりたいなと、
心を燃やしておる次第。
僕の絵を見て、アドバイスなど思いつく方がいれば是非お願いします。
最後に
(僕よりもずっと上手だけれど)いわゆるヘタウマな、今回でいう「コツ」のようなものをしかと心得てらっしゃるのだろうと思われる
漫画的表現というか、世界観をしっかりと現していて素敵だなぁと思う作家さん方を何人か羅列しておきます。
タテの国/田中空さんhttps://shonenjumpplus.com/
王様ランキング / 十日草輔(とおかそうすけ) さんhttp://seiga.nicovideo.jp/comic/33453
ファンタジーセプテット / とうろう さんhttp://seiga.nicovideo.jp/comic/8775
そして最後、
思えばこちらが、人生で最初に「人は絵を描けば描くだけ上達する」と信じられるに至った作品かもしれない。是非読み進めて欲しい漫画
王ドロボウJING/熊倉 裕一さん
きっと「描き表したい」という情熱が必要な情報を搔き集めさせ、想像力を働かせて
見事な設定を構築していくんだろうな、と思うので、何かストーリを考えてみようかなと思ってます。
思ってるだけですけど。