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今年は2人、長野の旅。②

森 壯太 2017/08/12
今年は2人、長野の旅。②

①からの続きです。

一泊二日の旅、一日目、花火大会での話です。

地元の電車に乗って行く

長野駅から<しなの鉄道>に乗って七駅とか八駅とか。

軽井沢駅との中間辺りにある「戸倉(とぐら)」という駅が最寄りなようです。

隣に千曲川花火大会の名前にある「千曲」駅もあったんですが、案内では戸倉が一番行きやすいようでした。

カルチャーショック

これが長野全域に渡る常識なのか<しなの鉄道>に限ったものなのかわかりませんが、

電車の扉が「完全手動」になる駅が幾つかありまして驚きました。

ボタンとかで開け閉めってなモノなら見たことはありましたが、

駅に着くとロックが解除され、襖を開けるのと同じように手ヂカラで開けるんです。

どうにか開けるチャンスを頂けまいかとフムフムしていたんですが、

行きも帰りもどなたかの開け閉めにあずかりました…。無念。

戸倉駅に到着


①で予期せず40分待ちだった、とはお伝えしましたが、これが都合よく時間調整がつきまして

戸倉駅から会場までは15分ほどだそうなので、丁度大会の開始時刻の19時半に着きそう。

ゆったりと寄り道をしながら遅刻もなく、実にスムーズにことが運んでいる気もするんですが

この日は台風五号が大接近している日でしたもので…

目にもはっきりと向かう先の方に黒雲が見えました。

この日この時刻この場所の予報はもう完全に「雨」だったので、傘はデカ目のやつを家から持ってきていました。

雨が降るのは仕方がない。しかしせめて、中止になるにしてもだ。

せめて何発か上がるまでは待ってくれ!

そう願うだけでした。

駅前から続くビックウェーブ

“これもう絶対花火大会行くでしょ”って感じの人波が動いていたんで、

もはやナビを見ることもせずそれに続いて行進。

浴衣姿の人もちらほら居ましたね。

若い、というよりは幼い感じの層が多く見えました。

ちょうど切り取ったところがそうだったのか、雨だからなのか治安の良さそうな印象がとても落ち着きました。

傘を持っている方が少なく見えたので「あれ?もしかして雨予報消えた?」とか期待したんですが

会場になるであろう「千曲川」を渡る橋に着いた頃にポツポツと雨が降ってきました。

決行の様相

予定時刻になり、アナウンスも入って

僕らが橋を渡りきった直後に一発目の花火が上がりました。

『ズドン!!!!!!!』

ツイッターなんかで評判を見てはいたんですが、噂に違わぬ爆音。

花火をどうこうイジってるってことではなく、単純に近い。

川の真ん中でやってるのもあって、どの方向からもめちゃくちゃ近い。

雨の効果もあったと思いますが、場所の取り合いなんてする必要ないぐらいどこからでも見える!って印象でした。

花火中止の気配なし


一発目が上がってからは、雨もそれなりには降っていてもお構いなしといった様子でバンバン上がる。

こないだの隅田川の花火も大雨の中やってましたし、話に聞くと風が強いほうが問題らしいですね。

そうなれば次の目的に移ります。

上里辺りから火がついておりましたが「食い気」。

花火大会×食い気、といえば…

そう、屋台です。

屋台といえば

これって皆さんそれぞれにあると思うんですよね。屋台といえば〇〇ってのは

僕はズバリ”じゃがバター”です。

僕は本来じゃが芋単体はあんまり好きじゃないんですよ。(大好物のカレーにお決まりなのに!)

口の水分持ってかれるものが苦手なんです。(大人なんで嫌いなものでも食べますけどね!)

では何故、じゃがバターが屋台筆頭なのかといえばそれは遡ること20年近く前のこと。

高校で初めて出来た友人にそいつの地元である品川の祭りに連れて行かれ、

行く先々でそいつのジモティーズに挨拶することになり(なんか凄い人気者な奴だった)、気疲れ仕切った頃に食べたのがじゃがバターでした。

そのじゃがバターも、友人に勧められるがまま食べたんですが、これが美味しくて!

どでかいホクホクのじゃが芋に「これでもか!」ってぐらいのバターを塗りたくられたそれは”絶品”で、

ああここまでしないとこの高みには辿り着けないのか…。と、一つの価値観の革命が起きた感覚が今でもハッキリと残っています。

なので、僕にとってはこういう祭りの屋台ではじゃがバターを食べてこそなんですよね。

じゃがバターを先ず食べたい!と意気込んでいたんですが、じゃがバターを見つけたのは最後の最後。

すれ違う人が食べている分布から見つけ出したときにはたこ焼きや肉巻きなんちゃら、駅ナカで食べたおやきなんかも効いてきていて

腹八分目ぐらいにはいたのでこの顔です笑。

二時間弱

雨の影響もあったのか、予定時刻よりも長めにやっていた気がします。

屋台も巡ってお腹いっぱい。花火も大満足なくらい見られましたので、終わり切る前に移動を開始しました。

川を渡って向こう岸の道を屋台の途切れる辺りまで行き切って、花火発射地点を中心に、そこに現れた橋を戻るように渡りました。<↓→↑>(こういう感じ)

そうして屋台の並んでる方とは反対側の道を、戸倉駅目指して戻っていったんですが

続いている花火大会の様子はその道からもはっきりと見え、人は全くいないようなスポットからも

都心で言えば特等席のような臨場感で相変わらず見ていられました。

僕なんかは人だかりの歓声も含み花火大会の醍醐味かなと思っているので、ある程度人の中にはいたいんですが

不思議なことに、この大会に居合わせた方は大人しい方が多かったのか、

それとも雨でそれどころでなかったのか声を上げる方も少なく思えました。

花火の音がでか過ぎたのかな…。

最後に

長くなってしまったので②はこれでおしまい。

最後に、僕のポンコツアンドロイド携帯故に録れた、花火の音量の臨場感を伝える動画を貼っておきます。

雨でなければ気付かなかったことですが、傘に音の振動がビリビリくるのも面白かったです笑。

③に続く。

千曲川花火大会の音量体験

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