休日とは休む日と書くのですが、
物心つく以前からの風習か、ついつい休みの日には全力で遊んできた僕ではあります。
頑張らない
このブログのタイトルも「なにもしないをする」と、一見不明なものを掲げてはおりますが、
それというのも冒頭のそれが原因ではあるのかも。
頑張らないこと。それが、ことこの日本国においては困難なのかも知れません。(他の国行ったことないですけども←!)
物心つく以前、とは言いましたが
バンドマンを志した頃から、最初は言い訳じみたものではありましたが
「表現者たるもの常にアンテナを張るべし!」というような思考回路が形成され
バイト中であろうがデート中であろうが、思いついた言葉やメロディは即座にメモるなりツイートするなりを強制して生きてきました。
気づけばバイト中でも携帯を触れるような環境を優先したり、そういった症状に理解のある彼女を迎えるなど徹底したものが自分にはあると感じますが
何度も言いますが、休日は休む日と書くのです。
バンドマン=フリーター
バンドマンといえばフリーター。この構図も昨今では当たり前ではなくなってきて、起業家や企業戦士、父や母をやりながらのバンドマンも多くなりました。
まぁ僕はフリーターなんですけど、それでもバイト戦士は下の下に位置されることがあるので、普通は携帯なんか触ってたらバンされます。
なのできっと、創作活動やなんやの時間は”いわゆる休日”に充てがわれ、連日連夜、頭を巡らすことになります。
それではいつかガタが来るのは必然。
どんな精神論者も、こればっかりは避けられないように思います。だからこそ再三になりますが
休日は休む日にするべきなのです。
前フリが長くなった
長くなりましたが、そんなわけで
先日は彼女と合わせた休日でした。
彼女は洗濯。僕は朝イチで病院(皮膚科)に行くつもりだったのですが、電話をして予約不要の報せを聞き、さぁ行くぞとなったところで保険証がないことに気づき(実家に置いてきた)、頓挫。
先ずここから予定が狂いますが、僕にとっては予定調和というか、想定内。そもそも細かなタイムスケジュールは決めておりませんでした。
午前の開院中9:00〜13:00の間”起きられた時間に行こう”ぐらいのモチベーション。この感じが休みの日に保つべきもので、アラームなんて勿論かけないし、それ故に保険証の有無にも気づかなかったわけですね。
見本です。
このせいで僕がベッドに居座ることになり、彼女の「シーツを洗濯し、布団を干す」という予定も共倒れ。やむなく衣類のみの洗濯に変更と相成りました。
理想的。理想的な休日。これこそ休日です。
やむなく
やむなく、なんて言い訳もする必要もないくらい
14連勤明けの彼女は惰眠を優先。それに乗っかって僕も二度寝。朝ちょっと起きたあとは更に5時間近く寝て、気づけば15:00になってました。
最高です。
とはいえ、その連勤の途中にも夢を見るかのように毎夜2人で「次の休日はこれをしよう。あれをしよう。」と蓄積してきたものもあるわけで
それを果たさないのも気持ち悪い(しかしこれが休日の罠なんですけど)。
本質としては無事連勤を乗り切ったことに意味があるわけで、休日にどうこうするのは目的でなく、叶わぬ夢でも良かったわけですが
まぁこのまま寝て夜寝れないでは次の出勤に支障が出ますから、ちょっと頑張って一つの夢を叶えます。
連勤中に出た夢の一つ、”ピザを食べる”を、することにしました。
探す
そう。ここから探します。
勿論、その日までに「絶対ここ!」という場所が出てしまってるのならそこに行かねばならないし、事前に調べがついていたりしますが
僕らの場合、お、○○行きたいね→あるかな→探してみよう→空いてる→行こうか。というのがパターンです。
ピザなので、最悪出前でもいいしな、ぐらいの置き方をしていたので臨機応変に出来ると構えていたのも惰眠には功を奏しました。
探してみると、このあと唯一予定として用意していたもの(あとで出てきます)に近い、都合の良い場所に一店舗見つけました。評判も良さそう。定休日でもない。
行きます。
行き当たりばったり
惰眠を貪った罪深き2人には丁度よい距離を歩く羽目になりました。こうして勝手にバランスというのはとれるものなのでしょう。
とはいえ日射がキツかったわけでもなし、快適なお散歩という感じでしたね。
到着。
見ての通り、美味しかったです。行き当たりばったりで行ったお店が大当たりだったときの喜びったら、格別ですよね。これがたまりません。
シーフードがプリプリっとしててビックリするぐらい美味しかったのと、釜で焼いてるからなのか、フワモチカリっとした焼き映えは理想通りのもので
店内も綺麗だし、店員さんも清潔感あって非の打ち所のない感じでした。
この小さいサイズで600円。高いと感じるのか安いと感じるのかは人によるでしょうが、生地がしっかりしてるので案外腹は膨れます。
因みに給料日だった僕には安く感じられました←
極めつけ、僕が気に入ったのはサッカー帰りの少年のそのご家族が来店されて
その少年のハキハキした物言いと、彼を見守るようなご家族の雰囲気が最高でしたね。サッカーの試合のあとには褒美の外食。お決まりですよねぇ。(僕もサッカー少年でした。)
気分上々
行き当たりばったりで大当たりを引いたので気分は上々。
メインディッシュたる予定はオーケストラ観賞でした。連勤中にふと見かけた縁もゆかりもないアーティストさんの興業だったのですが、
2人の休みの日にジャストだったし、気軽に行けそうな距離だったのと
ブログにはしませんでしたが、以前「オケ老人」という町内のご老人を率いてどうのこうのする、いわば老人版スウィングガールズみたいなノリの映画を観まして
オーケストラ観に行きたいねーとは話していたので決めました。
というわけでオーケストラを観てきたのですが…、思いの外長くなったので次回に続きます。
元々クラシックに造詣のある方ではないので、とても考えるところが多かったです。なので次回はダラダラと考察する回になるかと。
読んで下さり有り難うございました。