皆さんは長瀞、という土地をご存知だろうか。
僕は知らなかった。
そもそも何と読むのか
長瀞はナガトロと読みます。いい語感。
埼玉県は秩父市にありますその土地は、渓流下りや阿左美冷蔵のかき氷が有名だそうで
他には豚味噌、流しそうめんなんかも推してるように見受けられました。
天気の心配
前日にはどうにも雨が降るような話が出ていて、どうするどうするというような感じであったのと
前のBBQ同様、慣れないアウトドアな予定に前日からちょっと鬱っぽくなっていた僕なので
「話が流れるなら流れるでいっかなー」てな気分でした。
まあ結局行くだけ行こうとなって、いざ当日を迎えてみると通り雨には降られたものの(判断を誤って5分待てば止む雨の為に傘を買ったの不覚でした)
曇り空が基本ではあれ暖かい気候の中で自然を堪能出来たのかなと思います。
秩父鉄道
友人に任せきりだったので、勉強もせずに現地に向かったんですが
「長瀞駅」へ向かう鉄道の数々は、単なる移動手段には留まらない魅力がありました。
というのも、日々都心の電車に慣れてしまった自分たちだからだったのかも知れませんが
決して満員にはなりそうもない車内もそうですし、なかなかワイルドに線路を進んでいくサマといい
子ども心を湧き立たせるようなエッセンスが沢山。
この日は惜しくも見れませんでしたが、蒸気機関車が拝めるような機会もあるようで
長瀞に着く前からワクワクがはじまっていました。
渓流下り
長瀞駅に着いてすぐは「幸先よし」と言いたくなるほど晴れたんですが
渓流下りの途中からはすっかり曇り空がレギュラーになってました。
駅を出てすぐに受付があったものだから、小腹が空いてるなぁと思いつつも晴れてるうちに〜と受付を済ませまして
この旅の初めは渓流下りからでした。
経験してみてまず思ったのは、某テーマパークのそれらより余程楽しいということでした笑。
我ながら稚拙な引き出しだとは思いながらも、多くの方にわかりやすい例えを提示するならコレかと思いました。
コース選択が都合3通りありました。
A路、B路が各1600yen
その両方を行くのが3000yenのC路。僕らは初なのもあってC路を利用しました。
行ってみての感想は「A路だけで良かったかもね」ということでしたが参考になるかどうか。
今年の梅雨に雨が降らなすぎた影響で、例年にみないほどの穏やか過ぎる流れだったそうですが
それでも岩肌スレスレを行ったり、軽妙かつやややさぐれている地元のお兄ちゃん感のある船頭さんの語りは愉快でしたし
何より川の水が冷たくって綺麗で気持ち良かった。臭くない川、というものを久しぶりに体感したような。
因みに川の名前は東京にも繋がっている「荒川」でした。そのまま舟で行こうとすると2日くらいかかるようです。
流しそうめん
飯は何を食べよう。何が名物なんだろう。という話になって
豚味噌やかき氷の話が出た中「流しそうめんがあるらしいよ」と聞いてそちらへ。
流しそうめんなんて人生のうちに体験し得るものではないと思っていたのですが、なかなかオツな感じでした。
僕らの行ったところは食べ放題1000円のところ。
竹のレーンが店員さんのいるブースからおよそ8本ほど伸びていたんですが(この反対側にも同様に竹が伸びている)
主にそうめんを流す店員さんは1人なのに対し、お客が一本辺り2〜4人くらいで待ち構えているので…
なかなか流れてこない笑。
と思えば、連発でわんこ蕎麦のように撃ち込まれてくるから油断も出来ない笑。
ついつい楽しくなって「来ない!」とか「たくさん来た!」とかワイワイしちゃうもんだから店員さんに火を注いでしまいがち(に思えました)。
そういうところは先ず潰そうとしているのか(食べ切れなくなったらこちらでストップを出すシステム)、バッティングセンターのようにそうめんがバスバス飛んできます。
ついつい食べ過ぎました。先輩が頼んでいた「胡桃だれ」も甘くて美味しかったし、揚げ玉?がこんなにそうめんに合うんだなと感動しました。
あと「お口直しに」とプチトマトがたまに流れてくるのも愉快でした。
トマト嫌いですけどね!
通り雨
流しそうめんを頂いてるときには降り始めていたのですが、雨が怒涛のように降り始めました。
予報が当たったんだなぁと思いながら、朝が早かったのもあり一同「まぁ!川下れたから最悪このまま帰宅もあり!」というような話も出たんですが
どうやら通り雨のような覚束ない感じだったので軒下で様子を見ると、雨が小降りに。
その隙を見て商店街の方に移動したんですが、またもや雨が本降りになりまして、
今度こそどうしようもないねってなぐらいだったんで、620yenのビニール傘をケチケチ渋って購入。(かなり渋った笑)
歩いて10分くらいが駅なんですけど、もう少し小降りになってから行こうと先輩が提案するので近くの喫茶店へ。
長居することも覚悟したのでカプチーノとジェラートをば頂いていたら
即止んだ。
おい!
えらく高くついた〜。
腹がパンパン
先ずもってそうめんを食い過ぎていたところに「まぁこれが最後なら」とデザートぶっ込んだので
お腹がパンッパン。歩くのも苦しいし、何よりちょっとおネムだもんだから億劫になりながらも、
渓流下りのとき移動車で見かけた「射的」がしたいと連れが言うので移動。
銀次さんという射的屋さんに着いたんですが、そこで見慣れた奴らのポスターを発見。
「G-PARADE」という都内で活動中のバンドのポスターが何故銀次さんのお店に…!
ジーパレのryosukeくんとは今度8/2のアコースティックイベント内で対バンをするので、そのとき尋ねてみたいと思います。
友人が射的をする様子を眺めて満足しました。
祭りだとか何とかってときにはどうにも人だかりで気が焦ってじっくり見てられないので、見てて楽しかった。
と、長くなって来たので一旦この辺で。
続きはまた明日公開いたします。