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心頭滅却すれば陽もまた涼し。

森 壯太 2017/07/16
心頭滅却すれば陽もまた涼し。

僕は太陽が好きだ。

あいつはいいやつであるし、タイトルのそれは敢えてである。

!!注意!!
これからお話する方法は、森壯太個人によるもので、安全を約束できるものではありません。予めご了承、お気をつけください。

夏本番

すっかり夏!という感じになってきましたね。

僕はアクティブな人間でもないし、アウトドアってわけでもないんですが

二十代半ばには毎年のように夏フェスのステージを作るアルバイトをしていたのですが、

野外で連日連夜、半日以上で行われる肉体労働下に於いて

やむを得ず、生き残るべくして編み出した「とあるスキル」が今でも身についています。

暑いと思うから暑い

そんなことをいうと、誰もが不機嫌な顔をして「マジ無理」といってくるんですか、

真面目な話です。

体質ももちろんあると思うので、無理はしないで欲しいのですが

僕も根っからのヘタレなんで、性格的なところであれば、今からお伝えする方法で

幾分か夏を楽に過ごせることと思います。

暑いのも嫌いだけど、冷房も嫌い。そんなあなたには吉報になるのではないかと。

心頭滅却とはこういうことかな

心頭滅却ってなんだろうって思ってたんですけど、

僕が境地に立たされ編み出したこれがつまりそういうことかと思っています。

心と頭、要は脳みそを司るようなこと。

暑さは表面、体が感じるもの、しかしそれを察知し伝言ゲームを回しているのは脳みそです。

僕が日頃やっているのは、この伝言ゲームを途中でいじくってやろうってな方法です。

暑さ=嫌な気分という記憶を改ざんする

暑さ、と言えば嫌なもの

しかし、それは思い込みなんです。というのも

暑さ寒さというのは、それこそ季節によりけり入れ替わるものですが

夏に於いては暑さが、冬に於いては寒さが忌むべきものとして取り沙汰されるわけで

反対に、夏には涼しさが、冬には暖かさが重宝されるという事実があります。

このことに気づいている方は実に多いと思うのですが「気づいたからといってどうということはない」と憤慨される方もまた、多いと思います。

しかし森壯太流、心頭滅却はこれに尽きる。これこそが極意にして真骨頂。

元々、それぞれの温度には固定の印象を持っているわけではない僕らであるのなら

そこには強い思い込みが働いている。そう言えると思うんです

触覚

人間、言葉なんてのは結構テキトーに使っているもんです。

「辛い」だとか「痛い」だとか「苦しい」だとか、そういうのは触覚というよりは感情とも言える気がしますが

「暑い」は果たして直結して「辛い」ことなのかと疑えば、決してそうではないと思うんです。

しかし永い慣習からか「いま自分の体は攻撃されている」「危機的状況」「このままでは倒れる」というような

人によっては経験則からではない状況判断に繋げていっていることと思います。

そこを遮る。暑い→からなんだ?暑い→けどもどうした。

なんなら、暑い→気持ちいい。暑い→夏だもの。といったように打ち消しにかかってもよいかと思います。

そんなような問答を何百としてみてください。伝言ゲームが途切れて今までの情報が書き換わっていきます。

あとは経験

暑い→辛いという認識は、経験というよりは、幼少期の保護下には「親が子どもを管理する上で聞いておきたい実感」だと思います。

しかし自己を自己で司りたい大人たちに至っては、そうしばしば弱音を吐いているのもキリがない。

勿論、過度な体の酷使は危険ですが

僕が周りに感じるのは「マイナスコントロール」とも言える、自らによるストレス扇動。

「暑い」と呟くことによってストレスを表現し、言葉にすることでそれは自らの耳にも返ってきます

そうすることで二重三重にもなってそのストレスは折り重なっていきますから

余計に辛いものだと思えてくる。これが罠です。

ありもしないストレスまでも作り出さんとする行動を、皆が皆、知らず知らずに行っていると思うんですよね。

この話を聞いて、少しずつで良いので暑さへのマイナスプロモーションを控えていきながら

「あれ、案外耐えられる」「なんてことないな」という経験を積み重ね、実感に変えていくことで

心頭滅却は適うものなんだと僕は思います。

運動は苦手ですし、忍耐もない方であると自覚する僕ではありますが

真夏の鉄骨運びや、真冬の雨に打たれながらの車両誘導など、死地に赴いて、悟りをひらくほかなかったからこそ、こういう真理に辿り着きました。

我慢だとか無理だとか、そういう次元の話では自分を救えなかった。なので忍耐って枠をゆうに超えて自分を補えました。

まぁ先ずは経験。イチイチ精神と他人様のように対話して、実際のとこを読み取りましょう。

無理、の線引きを引き上げるようなやり方なので矛盾するようですが

ご無理はなさらず。少しずつ慣らしていってみてください。

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