メンバーとのスケジュールが合わず、アマオトスタジオもご無沙汰な8月。
前々から飯行こうぜーとは話していたギタリストとスタジオに入って来ました。
スタジオという場所
音楽スタジオ。それは商業的にバンド活動をした事のあるバンドマンにとっては仕事場のようなところ。
都内住みの人間の殆どは、望む音量での楽器演奏などは自宅でできない為
やむなく中々の金銭を叩いて週一とかで入るわけです。
やたらめったら、詰める作業もないのに集まったりした日には、メンバーともギスギスしがちな日の当たらない屋内。切り詰めた生活。思い通りいかない活動。
完全に主観ですけど、今までのトータルで見ると、楽しいだけの印象がある場所ではないですね。
遊ぶために入る
遊ぶためだけ。困窮したバンド活動の中では、この行動がどれだけ罪深く、後ろめたく思えるかはまぁ察して頂くとして…
罪(つみ)深きは逆手にしてみれば蜜(みつ)の味。
バンド活動がゆっくりになった今だからこそ出来るんだなと感じますが、これってばだいぶ有意義なことなんですよね。
音楽ですから。楽しむこと、楽しませることを勉強せぬことには始まりません。
メンバーの中で固執した特化したコミュニケーション、アプローチばかりを研究、熟練したところで
ステージに立つなり、大衆に向けてアピールするタイプの演者ならば、それこそ多くの人間と音を鳴らしてみるべきだ。
…と、そんな理屈っぽいことで理詰めにでもせねば
これといった目的意識もなくスタジオには入れないくらいには病気ってこと、
伝わりましたでしょうか笑。
ツーマン
今回は色々声をかけてはみたものの、2人で入ることになりました。
そんな相方はこちら。
8月5日にも対バンだったカシコロのスコット。僕とは10個以上離れてます。見た目外人ですけどめっちゃ日本語しゃべれます。こう書いてみると垣根を超えまくってのセッションですね。
待ち合わせに遅れた俺を探してキョロキョロしながら前から歩いてきたときは、このTシャツの「?」がジャストすぎて笑いました。
ツイッターで盛り上がったので2人が愛する「やよい軒(飲食店)」からセッションをスタート。
だったんですが、スコットは飯は食わないできたものの、プロテインを飲んできたのが仇となり食いきれずでした(定食はおかわり自由なのに!)
まだやよい軒に行ったことがない!そんなあなたにまずオススメしたいのはこちら。「玉子焼き」
皆まで言わないので、しのごの言わずに食べてください。僕は一時期、彼のためだけにやよい軒に通ってました。
スタジオへ
小一時間ベラベラと喋ってスタジオへ。
スタジオの前にはこういうミーティングとも付かない会話の時間を設けることがとても大事。話せば簡単な意思の疎通が呆気なくとれたりもするので
マンネリズムに頭を痛めているバンドさんなんかは飯なんかこじ付けてみるのも良いかも。
写真も何も撮ってないので即感想ですみませんが、楽しかったです。
僕もスコットも感覚で音楽をやっているタチなので、声をかけていたのは理論派のセッションお兄さんたち(村井学、荻野雄輔、森 盛滋)と、俺の知人の中ではスコットに一番世代が近いAnimaのkayto。
彼らを通じてスコットの刺激になればなぁと画策したところがあったので、日が合わなかったのは申し訳なくもあったのですが、まぁそれはリベンジするとして。
2人で探り探り曲を作ってみたり、僕の曲や著名曲にギターを当てて貰ったりして何だかんだ楽しくやれたのかなと思います。
音楽は瞬間芸術、とも言いますから、こういった瞬発力を試されるような機会は多くていいですね。
スタジオのミキサーにiPhoneを繋いで、
GarageBandには入っているドラムパターンやベースフレーズをループさせたりしてみましたが、アレは思うようにはいきませんでしたな。もう少しやり方を探る必要がありそう。
今後もこんなように気軽に、色んな奴ともスタジオで遊ぶようにしていきたいなぁと思いました。
有意義でした。