また明日、と書いたのに空けてしまいましたね。
一泊二日の旅、二日目の午後からです。
さぁどこへ行こう
この旅は花火大会が主だった目的ではあれ、やっぱりノープラン。
善光寺のあとはどこへ行こうかな、と途方に暮れていると、先程まで見えていた晴れ間もまた隠れてしまいました。
晴れていたら女神湖とやらに行くのもいいね、と話していたんですが
流石にこれ以上の天気は見込めなそうであると察して断念。
むむむと思考が停止したところで「一先ず駅近くで様子を見よう」ということになりました。
長野駅に戻る
駅のロータリーに格安な駐車場を発見し駐車。
朝のバイキングでも信州そばはいただけましたが、どこか「あんなもんじゃないはずだ」という疑心があったので
駅ナカにそば屋を探す。
幾つかありそうな中から選んだのは「草笛」さん。
多分、毎回入れるアナウンスだとは思うのですが、基本の量が多めです。大食漢には有り難い。
以前、長瀞のそうめんのときもいただいた「くるみだれ」で僕は食べたのですが
まぁこれが甘くて美味くて僕好み。
コシがあってそばの舌触りも何だか独特でしたね。
断面というか形というのかがバラバラだったのは打ち手によるものなのか、それともそういうものなのか、というのが疑問でした。
美味しかったのでいいですけど笑。ご馳走様でした。
昨晩買ったおやきがえらく気に入ったのでそちらにも寄ってから離脱。
長野よ、いざさらば
これで長野を離れよう、と思っていたのですが
ちょっとゆっくりし過ぎたこともあり、次に行くつもりだった埼玉県は長瀞の例のかき氷屋
「阿佐美冷蔵」の閉店時間には間に合わないなと気づきまして、
じゃあどうしようと彼女が提案してくれたのが「白糸の滝」。結構距離はあるものの、長野は抜けないみたい。
高速では窓を開けられなかった分、下道でゆるりと涼やかな風を浴びながら向かうことにします。
軽井沢
二時間ぐらいかけて移動。避暑地で有名な軽井沢の辺りに近づいてくると、より涼しくなってきました。
天気のせいも勿論あったでしょうが、白糸の滝の辺りは森、というか山。
夏とは思えぬ涼しさが漂っていて、半袖半ズボンでは寒いとすら言えそうな気温でした。
白糸の滝の麓にも幾つか出店があったのですが、こちらに向かいながらおやきを食べて来てしまったのでお腹はいっぱい。
白糸の滝
そんなわけで白糸の滝に着きました。
こないだ地元を散策したときも感じましたが、水の落ちる音ってのは心地良いですね。
山の水は冷たくて気持ち良くて「夏といえば海!」って方も多いと思いますが、山いいですよ山。
視るべくの滝に来たつもりでしたが、空気感含み、実に癒されるところでした〜
水はとっても冷たいし、さすが産地直送。もとい山地直送。綺麗でした。
日暮れてきた
天気が良ければ、という感覚でものを決めていたので思いつくところは行ききれてしまった。
時間は何時頃だったかな、16:00過ぎだったと思いますけど、またもや少しのインターバルを挟み「よし、帰ろう。」と移動を再開。
ナビを僕の実家に設定して山を下りました。
すると、いつだか高校の友人の結婚式で軽井沢に来たときに見かけた(ような)町並みが見えてきたもので僕の回顧心がふわりと波を打ちまして
思い出されたのは、高校の同輩に「結婚式だよ?飲まないの?マジ?」と煽られて
式中にビール三杯を一気飲み。辿り着いた二次会で急激に体調が悪化してギブアップしたこと。思えばその日から「もうお酒は頑張らない」も心に決めた気がしますが、まぁ過度なシチュエーションだったような気もする。
その二次会会場からホテルまで歩いた道を「懐かしい」を連発しながら通過。
すると当時も寄った記憶が確かにあるアウトレットが見えてきたので何気なく入ってみました。
プリンスショッピングプラザ
調べて知ったけどすごい名前だな。本当にここだったのか。
富豪たちの集まる別荘地、軽井沢ならではのネーミング。
また食べる。「ミカド珈琲のモカソフト」。(食べ歩きで量を行くべくコーンは省く)
しかしひらけた視界に入ってきたのは何よりも自然の恩寵。
お高いショップには目もくれず、この旅の締め括りには最高の景色を拝ませてもらいました。
思いつきでこなしてきた旅ではありましたが、高速道路中ではなくじっくりと眺められたのは幸運だったなとしみじみ思いました。感謝。
さぁ
日が隠れて暗くなるのを見届けたのち、ようやく観念して帰路につきました。
二時間ぐらいかけて僕の地元に着いたらウチの両親に土産を渡してさぁ帰ろうというようなプラン。
21:00過ぎに着いたのかな。だいぶギリギリまでエンジョイしてしまった。
うまく行き過ぎた旅に、その煽りがどこかで絶対来るよ、とは思っていたんですが
駐車場に車を止めて、荷物を抱えてわたわたと家の鍵を探しているときにそれは起きました
「パン!」
買って間もないアンドロイドの画面大破。
『これかぁ…』と納得の表情でした。凹みましたけどまぁ納得です。
家につくなり、リビングに人を上げたがらない母が、珍しく家に招いてきたので、買ってきた日本酒と母の作った冬瓜と肉を煮た何かで晩酌。
上機嫌な親父も部屋から降りてきて、予期せぬ招待に、彼女としては緊張だったと思われる笑。とはいえ
内容たっぷりの旅になって、一同(特に俺)ご満悦でございました。
まさかの5回に分けての記事になりましたが、お付き合い頂いた方、有難うございました。
また宜しくお願いします。