アマオト、と思ったあなた
大好きです有難う。
しかし違います
雨といえば
腰痛ですね。
もう10年の付き合い
彼と出遭ったのはかれこれ10年前(自分語りが始まります
何をしに行ったのかは忘れましたが、
昼過ぎにふらっと銀行に行きまして
受付をして椅子に座ったんですよ。
そうして漫画によくある描写ですが
ピキーンと閃いて暗がりの中
自分の声が活字になって聴こえるわけです
「あ俺、立てなくなる」
立つ前から感じる
呼ばれる前にビビビッと気づいたんですよね。
よほどの手練れの戦士が死の間際に
「そうか、俺もここまでか…。」みたいに悟る感じです。
問答無用ってこういうことですよね
秒速を超えて諦めの境地に立っていました。いや立てないんですけどね(日本語って難しい
上半身は自由なんですけど
こう動けば激痛が走るというのが脳みそにはわかるみたいで、
1つ体を捻るたびに息を止めてなんとか銀行のことをなんとか済まし
家までの道を、まるで砂漠で蜃気楼を見つめながら手を伸ばすと同時に目が霞んで倒れる寸前の主人公の気分で歩きました
もう立てない
いや実際には立てるんですけど、
立つためには幾度となく激痛が走るというのがしつけられているみたいで(お前は賢いね
すなわち立てないという言葉になるわけです。
まだ20歳になったばかりの彼でしたが、
バンドマンというにもフリーターというにも足りない
そう、現代でいうニート真っ盛りでしたし、
毎日のように「シニタイ」「ドウヤッテシノウ」とか鳴いてる生き物でしたから
両親にはさぞ絶望的な生き物に映ったろうと思います。
しかし面接に行く予定があった
そう、このタイミングで実は
新たな挑戦(バイト)を始めようと覚悟を決めたところだったんですね
ニートにしては頑張ってますね
いわゆるコンサートスタッフ
派遣アルバイトって奴です。
このタイミング、
神様がいるならマジで意地悪ですし、ゲームならロマサガぐらい玄人向けです
急ぎ鍼治療など色々試してはみるものの、
完治には間に合わず面接当日を迎え
まぁ集団面接らしいしバレないだろう…と腰ベルトを巻いて
2時間電車に乗って(これがほんとキツかった)面接会場へ。
マンツーマンだった
マンツーマンでした。
ほか何人かは当日にバックれたそうでした(よくある事だったみたい
座る動作1つにもスゲェ神経質になりながら
ニート紛いな感じをひた隠してにこにこしていたところスゲェ気に入られまして
その次の日とかに早速現場行きが決定。
ハハハハ….。
*このあと書き進めて行ったらだいぶ長くなったので次回に続きます。