今日は休日なので、
彼女の家に居座る口実も含み、昼から簡単な掃除をさせてもらいました。
せめてもの恩返し
都心で用がある際にはちょこちょこ立ち寄らせてもらってる彼女の家(僕の住まいは都心から遠い)、
大分助かっているので、フリーター兼バンドマンの僕の唯一の強みたる時間とカラダを使って恩返しをしようと思い立ちました。
おそらく世の、僕ぐらいの歳の男性ならば美味しいディナーやら素敵な景色、夢のようなものを提供してやれるのでしょうけれど
そんな夢も諦めないままに、一先ずは自分のこういう鬱屈したコンプレックスも活用し
ホコリだなんだを退けたいと思います。
僕はズボラ
僕はズボラです。万年床をしてしまうタチです。
でもバイト先では、物ものを片付けることが結構主だった仕事の僕であるので、
何故それが日常に応用できないのか、と自問自答するところにより今回の行動に移れました。
そういうのありません?
何より今回は最愛なる他人、彼女の家ともなれば、喜んでもらえるならそれは至高であると思考しますので
その報酬は何よりも貴い。
開始
ちょっと寝すぎた感も否めない11:00過ぎから開始。彼女は仕事に行きました。
開始早々、僕ってば肌が弱いし鼻アレルギーなもんで、ホコリに反応してカユカユが発生。うきー
ツアー中でもようせんマスクなんかもして、今回はポイントを抑えて作業にあたります。
今回は、出窓付近、寝床付近、エアコンのフィルター。に絞って考えていました。
布団を先ずはシーツをとって、外ではたいて干す(シーツを洗っちゃわない辺り、僕の程度が知れますね)。その上で出窓付近の掃除をはじめました。
出窓付近と、ベッド横の小物を拾って1つ1つ拭いたりしてたらば2時間経ってました。意外とホコリがたまっているものです。
テンポが悪い。とはいえ、とっ散らかってもしょうがないので、各個撃破の精神で少しずつ。
完璧主義
A型は完璧主義だという風潮がありますが、僕はズボラ(A型です)です。
ズボラなんですが、いざ取り掛かってしまうとあれもこれもと気になってくるわけです。
カーテンレールの上や掃除機自体の汚れ、より機能美を発揮しそうな模様替えを考えたりしてしまって
彼女がいなければどうにも触れなそうなクローゼットやなんかのことが思い浮かんでしまって思考停止。
「完璧にできないのか…」「悔しい」とここで完璧主義者の片鱗がうかがえるわけですが
こういう性格を自覚しているが故に、予め箇所を決めておいたわけです。
やらせておいたら夜になっても生活空間が保たれていない可能性があります。諦めます。
自分のためならまぁやらない
彼女への愛情ゆえとか、この衝動に理由をつけるのは難しいですが、
他の方ならもっと彼女を幸せに出来るのかもしれないな、とか僕のような底辺は考えがちなんですが
その反面、その数だけ「そんなはずはない」と突っぱねてきた提案やアイデア、もしくは彼女が僕にくれる言葉があると思っています。
1人で放牧されていたら全く役にも立たない、立とうともしない僕ですら、
こうして愛して欲しい誰かを見つけたらこうも行動するエネルギーが湧いてくるのだなと
一仕事を終えてふかふかの布団の上、いつもは締め切りの窓を開け放して眠る夕涼み、あなたの部屋は
とても心地良いものでした。
隙間のない関係ならばホコリは溜まらないのかな、どうなのかな、というロマンチックな掃除ポエムでお開き。