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団体行動は、いわばジャムセッションだ。

森 壯太 2017/07/31
団体行動は、いわばジャムセッションだ。

昨日の記事「僕がかつてのアルバイトに学び、ライブに応用していること。」の続きです。

今回もそれなりに堅っ苦しいので眠くないときに読んでみてくださいね。

団体行動はジャムセッションだ

団体行動はジャムセッション。ジャムセッションは団体行動。

ステージ設営(仕事)もライブも、同じ目的を果たすべく、複数箇所で同時進行していくものです。

そうなれば相手がどう出てくるのか、今どんな音(指示)が飛んでいるのかを把握しようとしないってのは愚の骨頂

無責任というか、何しに来てんのってな話です。

部外者だとしても、仕事もライブも一蓮托生。

「相手の行動は自分のため、自分の行動は相手のため」そこに確かなグルーヴが生まれたときには、必ず得も知れぬ高揚感が訪れることと思います。一つになる。

同業種ではなくとも、共存共栄にあるような、関わる必要のある相手とは結果として互いの利益に繋がっていることを忘れずにいれば

無用なストレスは幾らか軽減されると思います。

一人一人が脳みそを活動させ、隙間があるようなら補填し、間違いを是正し、当然に補う合うような組織作りで、ありたいですよね。そうなればまるで1人の人間かのように動きます。

欲がでてきたら、よりストレスは減らし、代わりにモチベーションが湧き出るようなケアの仕方を考えていきたいものです。

斜に構えて事無きを得るってのは、その場しのぎには効果的かも知れませんが、

そこに身を置き続けるならば悪手。自らの首を絞めていくだけです。

研ぎ澄まされるチームのワーク

同じチームで動き続けられるようなことは、僕はなかなかなかったので(優秀な奴らは他現場に振り分けられ、自ずとメンツが薄くなる)、そんな環境には憧れすらありましたね。

仕事場で顔も見たくない人がいる、なんて話はよく聞きますけど。嫌な人ほど抜け目がなかったりするんで、仕事は出来たりするもんだから僕は利用したいと思うんですけどね。

仲の良いバンドとばっかりイベントをやっていたくとも、それでは発展していかなかったりします。でもやっぱり認め合った、理解し合ったもの同士で築き上げるものは出来上がりが違います。一枚岩。

循環が悪くなる事の予想がつき、予想も順繰りの対処も利くなら、そこは諦めてしまってはいけない。馴れ合いだとから揶揄されても、最後にはそんなところで完成したいものじゃないですか。

勿論、仲間を増やして、多様性に富むことは目指したいですけどね。

お決まりのメンツだからこそ、痒いところに手が届く、痒いところを知っていて、互いの不得意を埋めるようなポジショニング、フォーメーションを組む事も出来るのだから、

それは音楽のみならずスポーツのような要素もあるよなぁって思いますし、いずれは多人数で一丸となって、打ち合わせたようなスピードで多角的に仕事をこなしていく事も可能。

仕事にヘイトが溜まるのは、そこを諦めている上の人(監督者)に問題があるんだろうなって思います。下は言いなりにならざるを得なかったりしますからね。

そうやっておざなりにでも、毎日のように顔を合わす連中とは知らず知らずでも、連携が研ぎ澄まされていっていることに気づくべきだと思います。

それはとてもとうといことです。

ときに頭。ときに手となり足となる

ブレイン。バンドならバンドマスター、オーケストラなら指揮者、団体スポーツならキャプテンですか。そこがしっかりと信用されているチームは本当に気持ちの良い仕事をします。

このグルーヴを一度でも体感すると、そういうバンラバラの団体行動(仕事)にはウンザリして耐えられず、自ら仕切り出したりしちゃうもんだと思うんですけど

その際には言葉遣いや態度なんかにも気を配れたらいいです。

嫌な奴の指示なんて聞きたくないでしょ。

冒頭で言ったような”前説”で一番大事なのは「困ったらこの人に頼れば良い」「この人がいうことを聞いていれば間違いない」ということを予め伝えられること。

集合して作業まで15分。着替えて前説が5分。これはまさにライブ30分、の中のMCと同じ。

とても大事だ、と伝えることをして、僕はアルバイトながら自分に仕切りを任すからには上に進言して前説の環境、時間を勝ち取るようにしてました。それはライブやバンド内でも出来るだけそうありたいと思っています。

大事だと心から思うことには折れず伝える。

とはいえ致し方ない状況もある。となれば、伝えるべきことを手短に集約したいので

最悪「不条理には対応しますので、困ったら僕に聞いてください」「僕は1000回以上ステージ作ってバラしています」「股関節が粉砕骨折した友人がいます(怪我の可能性を侮らないでというような意味合い)」というような”パワーワード”をはっきりしっかり”全員の目を見回しながら(これ大事)”伝えることを、僕なんかはしてました。

ライブでもそう、怖くない、身を預けて欲しいとお客さんに伝えるならば、先ずは「怖がってない」「身を預けた自分」を見せて差し上げることが第一。

犬が腹を見せるのと同じです。

仕事と音楽、言ってしまえば人間社会の諸々は同じこと。

遊びだろうがなんだろうが、人間同士が関係し合う以上、応用の利くところはあるんじゃないかと思うから

音楽好きなあなたなればこそ、こういうラテン系な哲学も如何でしょうか、というような話。

感覚的なところが多々あるので、文章にしたらわかりづらいところも多かったと思います。

言葉が足りていないようなところも多くある気がしているんですが、まぁ直接会ったときにでも突いてみてください。

読んで頂き有難うございます。

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