先日お伝えした通り、僕の誕生日はライブだったんですが
僕はこの数年、誕生日にかこつけて花火旅行に行くのが慣習でした。
今年は2人で
今年は彼女と2人で行きました。いつかは仙台へ弾丸旅。去年は伊香保。
誕生日当日にやってる花火大会を検索し決定、
完全ノープランで向かって、基本は車中泊で何とかする予定の貧乏旅。(流石に彼女を車中泊させるのは違うのでアルバイト頑張りました。)
恋人に誕生日を捧げるというのは一つの誠意であるようにも思うので、こうして別日に辻褄合わせのような機会を設けられるのは有難い。
誕生日当日も、0:00を超えたあとプチサプライズとしてケーキを買ってきてくれました。
彼女は中々「さん」付けが治りません。(※お客さんに手を出した系ではありません笑。)
部屋がワンルームな上、僕が先に家に帰っていた関係で、家の”外”でゴソゴソと準備をして火をつけて入ってきてくれました笑。
有り難い。(さっき聞いたんですが、僕が駅で待とうとする習性を懸念して「終電を逃した」と嘘をついていたそうです。なるほど…。)
長野の旅
長野、という土地を選んだのは彼女。
先ほどもお伝えした花火大会の開催を見計らった上で、手頃な距離感を見てくれたのかなと思います。
場所は千曲(ちくま)「千曲川花火大会」。
長野駅と軽井沢駅の間にあります。
出発
1日アルバイトを挟んで7日、やや寝坊をかましつつ朝9:00過ぎに僕の実家へ向かいました。
恥ずかしながら居候をしている彼女のウチから我が家は1時間とちょっと。
昼前には着いて親父の車を借り、長野へ出発。
32歳になっても実に格好のつかないスタートにも思えるのですが汗
カッコつけずに行きましょう。
片道3時間
片道3時間。そのはずだったんですが、異様な眠気がとれないとれない。
ひたすら高速ですし、事故ってもバカらしいのでしばしば休憩を挟ませてもらっていたら都合4時間超かかってしまいました汗。初デートなら脂汗半端なかったと思います。
そんな休憩に「なんか聞いたことあるから」という理由で立ち寄った上里PAが”当たり”でした。
どうにもPA全体で推しているっぽかった「姫豚」をより活かしていそうな姫豚丼を頂いたんですが、
これが抜群に美味かった…。
炭火焼の香ばしさと脂身の甘みが実に好い塩梅で、タレもその中間を飽きさせない甘辛さ。
近所にあったら毎日でも食べたいなと、旅の幸先を案じていたとするなら的確な占いでございました。
そうして無事到着
オーソドックスではありますが、半信半疑にブラックガムを食みながら運転してみたところ、これが眠気に効果覿面でした(過信は禁物)。
無事長野駅付近まで到着。
彼女が予約をしてくれたホテルの駐車場にひとまず車を入れまして、一休み。17時半ぐらいだったとは思います。
花火大会といえば駐車場が混み合うことも予想されますし、花火は19:30から予定。時間にも余裕がありそう。
何より面白そうだねと地元の電車<しなの鉄道>で行くことにしました。
行き当たりばったり
この旅も例年と同じく、花火大会以外のところは行き当たりばったりです。
これを一緒に楽しんでくれる人で本当に嬉しいな。良かったな、としみじみ思いながら駅に向かい改札をくぐると
何と電車は40分待ち。そりゃそうさ。都心が異常なのだ。
流石にこれを旅の醍醐味、として片付けるのも違うだろうと踵を返し、駅員さんに事情を説明、一度駅ナカ施設へ。
これもまた僥倖。ナイス判断。入るや否や、先ず目に入ったのは名物である「おやき」屋さん。
お店は幾つもあったんですが「いろは堂」というお店を彼女がチョイス。これもまたナイス。美味かった。
野沢菜、ねぎ味噌と、野菜ミックスを頂いたんですが「もうお肉なしでも生きていけるかも知れない。」
(写真で食べているのはお隣のお店にあったよもぎ餅と五平餅)
そんなことを思わせてくれるような味でした。まだ食いたい、もっと食べたい、そうせがむ胃袋を撫でつけて
電車に向かいました。
続く。